救いを求めて旅と酒

やや思想が偏った旅行記です

分断がテーマのバックパック旅 その7日目:イスラエル⑤ テルアビブ

新生活だのなんだのでバタバタしてたら期間が開いてしまった。。。ごめんね。

 

今回はいつにも増して思想が偏っているのでご注意ください。

 

 

2018年9月9日(7日目)

 

昨日知ったんだけど、明日9月10日はユダヤ歴の正月

というわけで今日は晦日になる。





ユダヤ人ってお正月何かするのかな~」と思って調べたところ、

・電車、バスは原則運休となる

ユダヤ人は仕事をせず家族との安息の時間を過ごす。

 

ファッ!?最悪空港に行けずに詰むパターンじゃねこれ??

 

んでんでwww 新年から10日目が一番面白い。

ユダヤ教「贖罪の日」らしく、神に一年の罪を償う日だそうだ。

 

この日だけは、普段は態度がデカいユダヤ人も謙虚になって
火を使わない
電気も使わない
車も乗らない
公共交通機関は休み
空港も閉鎖する

 

急に原始的な生活にもどって草

この日は観光トラブルも多いみたい。

 

これを知った我々

「一年に一回の贖罪じゃ足りないだろ!オバカ!!」

 

筑波大学の罪を贖うマイメロディを見習ってほしい。

 

イェルサレムでキチゲが解放してしまう前にさっさとテルアビブに行かなくては・・・

でもテルアビブでキチゲが解放したらテルアビブ空港乱射事件になっちゃうね(ニッコリ)

 

テルアビブ空港乱射事件 - Wikipedia

 

いかん危ない危ない・・・

トラムに乗る。イェルサレムイスラエル側)はトラムが走っていて交通の便が良い。

 

www.youtube.com

「カン・・・カン・・・」って音がオモムキがあって良い。

 

 

イェルサレムCentral Bus Station

 

バスタ新宿

 

 

相変わらず読めない文字

スマホの充電をしわすれていたのでバスについているUSBポートを使って充電。
データ吸い取られそう。

 

 

到着。

 

テルアビブ

正式名称:テルアビブ・ヤッホ

 

な~にが「ヤッホw」じゃ!




けっこうデカい都市。もうこっちが首都でええやろ。

名古屋くらいの規模(人口230万)あるのかなって思って調べたら、人口43万人

日本の底辺政令指定都市よりもよっぽど栄えてるな。

 

ちなみにテルアビブは、中東においてドバイに続く世界都市らしい。

心の中のゴロリ「ほんとかなぁ?」

 

 

ホテルに到着。

 

Central Laguardia Hotel

例によってGoogleストリートビューから拝借。

 

変な廊下。

今回泊まる部屋は・・・

ふ~ん、えっちじゃん・・・

 

ダブルベッド、窓なし、暖色系の照明がもうドスケベ仕様。

壁に描かれた「LOVE」の文字が情欲を掻き立てる。

 

勘弁してくれ。

 



・・・

 

出かける。

ぼったくりタクシー乗ったりして修羅場を迎えたりしたけど、

ユ虐感情がこれ以上芽生えても仕方ないので割愛する。

 

ぶっ〇すぞ。

 

 

・・・

 

 

同行者曰く、

テルアビブは現代建築が誕生した街らしい

 

現代建築ってなぁに?

こういう感じの集合住宅のこと。

日本にもよくある今風のアパートとかマンションとかだね。

テルアビブは1920年からこういった建物が建築されており、

現代建築の聖地らしい。

 

これらの建物も築80年~90年はザラ。そう考えるとすごい。

 

どうして現代建築が始まったかというと、とにかく合理的に建物を建てて、合理的に住みたかったかららしい。うーん、シンプル!

 

Minecraftで機能性を重視した結果、豆腐建築をするみたいな感じだと思う。

 

 

建築系を専攻していた同行者がこれらの解説を、
目をバッキバキにして語る様子には限界オタクのそれを感じた

 

自分もイェルサレム聖地巡礼してた時もこんな感じだったのかな・・・

 

 

・・・

 

 

街をぶらぶらしながら旧市街の方へ行く。

 

だんご3兄弟

 

どうしてこうなった

 

異国の看板でしか得られない栄養素がある。


 

旧市街に到着。

なんか急にオモムキめいてきた。

オモムキ時計台

 

オモムキ小路


オモムキオーシャンビュー

は?

 

めっちゃいい感じの海。

実は気温37度のなか2時間歩いているので、ちょっと海水浴した。

熱中症でマジで倒れるかと思った。

 

 

・・・

 

 

そんなこんなで日も傾いてきた。

ユダヤ教の暦だと、日が沈んだタイミングで日付変更になるらしい。

0時になったら日付変更という訳ではないようだ。

 

なんでそうなってるかというと、
旧約聖書に一日が経つ描写で「夕べがあり、朝があった。」という記載がなされており、
ユダヤ教はこれを「一日が始まるのは夕方からなんじゃね??」と解釈したためだ。
昼夜逆転してる高校生か。

 

とどのつまり、もうすぐ彼らの暦で新年を迎えることとなる。

街から人もいなくなりはじめた。

5779年1月1日が始まる。。。歴史なげぇな

みんな家に帰って家族と新年を祝うんだろうな。なんかしんみりするなぁ・・・

 

 

ここでハイラックスに乗ったユダヤ人がラジカセとメガホンを持ちながら登場。

「ハッピィィィイイイニュウウウウウウウイヤァァァァァアアアアア!!!!!!wwwwwwwwww」

(爆音で鳴り響くEDM)

 

 

どいつもこいつもテルアビブ・ヤッホみたいな頭しやがって

 

 

ずっとお酒飲んでなかったんだけどさすがに疲れてビール飲んだ。

 

ウンメッ!!!!!!

麦効いた堪えるウマさの汁。完飲以外の結末描くの困難なもの。

まさに神域ィ!!!

 

イスラエル最後の夜に酒カス。最高だな。

心の穢れを洗い流すのは祈りでも懺悔でもない。アルコールだ。

 

 

そう。明日はとうとうイスラエルを出てキプロスに行くのだ。

やっとこの国から解放される・・・ヤッホーwwww

 

だが、そう簡単には出国できないのだ

イスラエル、入国は簡単だが出国するのは世界で最も難しい国のひとつだと言われている。

 

 

日本人のイスラエル旅行記のブログを読むと、半分くらいの人は

出国直前に空港内の取り調べ室に連行→軟禁されて、4時間近く尋問を受けて、飛行機を逃していたりする。

スーツケースを壊されたり、パソコンを破壊されるケースもある。

 

うーん、面白すぎるな????

 

そして、どうやら取り調べ室に連行される人に共通する「何か」があるらしい・・・

それは一体何なのだろうか?我々は無事にイスラエルから出国できるのか!?

 

 

次回、8日目:イスラエル⑥ドキドキ出国編

 

 

つづく